映像表現・芸術科学フォーラムでの発表と受賞

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メディア学部の羽田です.
このブログでもいくつか記事になっていますが,3月に映像表現・芸術科学フォーラムという学会が開かれました.私の研究室(AEDLAB)からは3年生が3件の発表を行いました.
すべての発表はポスター+デモ展示ということで,実際に制作したものを持ち込んでの発表です.

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3月に卒業された卒業研究「プロダクトデザイン」のみなさんのポスター紹介 その1

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卒業研究「プロダクトデザイン」は、夏の中間発表も冬の最終発表も、全員、提案プロセスが分かるように示したA1サイズのポスターにて発表を行います。学会のパネル発表と同じ形式です。最終発表時のポスターには各自の最終的提案物が表現されています。

昨年度2016年度のメンバー15名は全員無事に卒業し、社会人としてスタートしました。全員からポスター公開の快諾をいただいていますので、このブログにて3名程度ずつ紹介させていただきます。

今回は、秋山(ま)さん、秋山さん(も)、阿部さん、3名のポスターを紹介します。

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秋山(ま)さんは、携帯電子機器の普及を背景にそれらのケーブル・コネクタ類の断線などの不具合による火災事故が増えている問題に着目しました。これを解決するために磁石を効果的に適用し、中途半端な接続を防止するコネクタのデザインを行いました。

秋山(も)さんは、一人暮らしの方々が狭い室内空間ではタオルを乾燥させるスペースの確保に苦労していることに着目しました。これを解決するためにシンプルなフレーム・ジョイントのデザインを行いました。

阿部さんは、液体調味料パッケージの形状が多様なために冷蔵庫で保管する際に限られた場所へ収納する際に生じる問題に着目しました。これを解決するために、頻繁な交換と組み合わせがしやすいパッケージのデザインを行いました。

いずれも現実感のある提案ですね。

メディア学部 萩原祐志

キャラクターを創る:ウプサラ大学Leo先生による大学院特別講義(その1):国際交流

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2017年4月13日にUppsala University, Department of Game Design,Leo Sandberg先生が来学しました.
Department of Game Design
Leo Sandberg先生の紹介
仕事の紹介

 

ウプサラ大学は,1477年に創設された北欧最古の大学で,メディア学部との交流は2012年から始まっており,たいへん多くの活動があります.このブログ記事に詳細がありますので是非ご覧ください.
大学院メディアサイエンス専攻,メディア学部では,Leo先生を教員の交流プログラムによってお迎えし,大学院の特別講義を8コマ,学部の講義を数コマしていただくことになりました.メディア学部の学生にとってはとても有意義な講義なると思います.5月中旬までの1か月ほどですが,ぜひ多くの交流をしたいと思います.
写真は,Leo先生,それからスウェーデン出身のメディアサイエンス専攻の大学院生と研究生,およびメディア学部の教員です.

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進捗なし

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メディア学部の大淵です。

私の研究室にも、4月から新しい卒研生が来て研究を始めています。

定例のミーティングでは、みんなに研究の進捗を報告してもらうのですが、ときどきすごく話しにくそうに「進捗は特にありません」と言う人がいます。そんなとき私は「進捗が無くても別に構いませんよ」と言うように心がけています。

大学でも、3年生までに学ぶことは主に「勉強」です。1週間「勉強」をして何の進捗も無かったら、たぶんそれはサボっているということでしょう。「勉強」というのは、既に知られていることをたどっていくプロセスです。例えて言うと、地図とGPS付きスマートフォンを手に、目的地に向かって歩いていくようなものです。いっぽう「研究」というのは、地図もスマホも役に立たない未開の地で、自分の勘だけを頼りに歩いていくようなものです。指導する教員だって未経験のことですから、時には(しょっちゅう)頓珍漢なアドバイスをすることもあります。だから1週間ぐらい進捗が無いことなんて、全然珍しくないのです。そしてそれだけ困難なことに挑んでいるからこそ、新しい発見があったときの喜びはひとしおです。

卒研生の皆さん、これからは正々堂々と「進捗はありません、来週また頑張ります!」と宣言して下さい。そのうちきっと何かが見つかります。

巨人の肩の上

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渡辺です。

タイトルにある「巨人の肩の上」という言葉は、学者の間では有名な言葉で、論文検索サイト「Google Scholar」(https://scholar.google.co.jp) のトップページにも表記されています。

この言葉の初出は12世紀フランスの詩人によるものらしいのですが、有名になったのは17,8世紀の物理学者アイザック・ニュートンと、同じく物理学者の友人であったロバート・フックでの手紙のやりとりによります。フックがニュートンに対し

「なぜあなたには、凡人には想像すらできない彼方の事象を思い浮かべることができるのでしょうか?」

という質問をしたのですが、それに対しニュートンは

「私が彼方を見渡せたのは、それはひとえに巨人の肩に乗っていたからです。」

と返信しています。

このニュートンの言う「巨人」というのは、偉大な先人達が発見してきた様々な理論や実績のことです。ニュートンは、これらの先人達の成果を誰よりも把握しているから、その先を見渡すことができる、それを「巨人の肩に乗る」と表現したわけです。この言葉は、人間が勉強をする根源的な理由の一つとして、よく引用されます。

今年度の研究室ミーティング初回で、私はこの言葉を学生に紹介しました。これは、私が研究を行っていく上でのスタンスの一つでもあります。研究の進め方は人それぞれ、色々な方法があって良いと思いますが、一つの参考になればと存じます。


(メディア学部准教授 渡辺大地)

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