エンタテインメントコンピューティング2016で学部3,4年生が口頭発表/デモ発表を行いました

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メディア学部の羽田です。
秋は学会のシーズンということで、先日はACEという国際会議についてご報告しました。
本日は、ACEの直後に行われたEC(Entertainment Computing) という会議での発表についてです。
我々が研究しているインタラクション分野は論文やビデオといったものでは伝わらない部分が多いため、デモ発表がとても重要視されます。
触覚などの五感を使った研究はビデオ以上に実際に体験してみることが大切です。
今回は口頭発表とともに、全員がそれぞれ自分の研究を持ち込み、デモを行いました。

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モーションキャプチャで姿勢判定

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昨今、ファンタジーやSFなどVFXを多用したハリウッド映画のエンディングのテロップを見てるとロトアーティスト(roto atrist)という項目が目につきます。これは人間の動きを撮影、もしくは測定してトレースし、アニメーションに置き換えてる作業を指しています。

 

人間の動きをそのまま使ってアニメーションを動かそうという試みは、古くは1919年のマックス・フライシャー(ポパイやベティブープの生みの親)による短編アニメ作品に端を発しています。撮影した実写の動きを真似るわけで、これを〝ロトスコープ〟と言います。セルアニメ時代では主にディズニーの(初期から中期の)作品群のようなフルアニメーションを構成するときの動きのキーポイントとして用いられたりしています。セルアニメの時代にはそれでも手間がかかる手法なので、極端にその技術を前に出した作品は少ないようです(実写をなぞるのであれば、アニメである必要はないという議論もあったよう。セルアニメ全盛期に〝ロトスコープ〟を駆使したアニメ作家にラルフ・バクシという方がいて、異色作品群として頭角を現してはいるのですが…)。

 

これが、CG時代になって俳優の動きをCGで置き換えるようになってから、このロトスコープの技術が急速に〝コンピュータを介した形〟で発達していきます。コンピュータで人の動きを扱う場合、身体の動きを計測する必要があり、それがいわゆる〝モーションキャプチャ〟技術になるわけです。映画のメイキングで俳優が身体にマーカーをつけて演技している光景を見たことがあるかもしれません(例えば、近年のアニメでモーションキャプチャ技術を多用していたものに「花とアリス殺人事件('15)」があります)。

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日本図学会秋季大会で学部4年生が口頭発表しました

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鶴田です。

11月26日と27日に日本図学会秋季大会が首都大学東京で開催されました。首都大は南大沢駅のすぐ近くにあり、工科大からもすぐにアクセスできます。

コンテンツプロダクションテクノロジー(近藤・鶴田研究室)からは口頭発表とポスター発表の両方で発表を行いましたが、今回は以下の口頭発表2件のみ紹介します。

「対話的な寄せ絵の制作支援システム」片野絵理香, 鶴田直也, 三上浩司, 近藤邦雄

「少ない色数のカラーパレットによる画像生成手法」原祐里子, 鶴田直也, 渡邉賢悟, 伊藤彰教, 三上浩司, 近藤邦雄



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片野さんは大会で一番最初の発表でした。学外で発表するのも初めてなのに、他の人の様子もわからないのは大変だったと思いますが、落ち着いて話をすることができました。

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原さんも同じセッションでしたが、4番目の発表のはずが3番目に変わっており(発表者が欠席する等により稀にあります)、始めの方は少し焦ってしまった様子でした。ですが、後半はゆっくりと説明でき、質疑もしっかりと答えていました。

これらの研究はまだまだ発展途上のため、詳細な解説は今後にとっておきます。これからさらに実験を追加して、より良い成果ができたときに報告できればと思います。

卒業研究を国際会議で発表: あやとりを新しいアートに

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メディア学部の羽田です。
我々の研究室ではちょうど1ヶ月ほど前、11月に Advances in Computer Entertainment Technology(ACE) という国際会議で4年生メンバーがデモ発表を行いました。
この会議はコンピュータを使った新しい「楽しさ・おもしろさ」を追求する学会であり2004年から毎年行われています。4年生が卒業研究の内容を国際会議で発表するというのはよい意味で非常に珍しい部類ではないかとおもいますが、二人の学生は非常によく頑張ってくれました。

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コンテンツプロダクションテクノロジープロジェクト紹介【近藤・鶴田研究室】,メディアコンテンツコース

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先日,一年生向けに卒業研究の紹介をする機会がありました.その内容のうち,メディアコンテンツコースの「次世代ゲームゲーミフィケーション」(岸本研究室),「プロダクトデザイン」(萩原研究室)がすでに紹介されています.

この記事では,コンテンツプロダクションテクノロジープロジェクト(近藤・鶴田研究室)の紹介をします.このプロジェクトは,三上先生も共同で指導を行っています.

■研究目的
コンテンツプロダクションテクノロジーは、(1)映像コンテンツを構成する静止画像や動画像、それに音響と音楽などを使って、自分が表現したいことを意図通りに組み立てる「コンテンツ」を制作するためのCGアルゴリズム、システム開発、および、(2)効率的に制作したり、再利用を有効的に行うためのソフトウエア開発を目的としています.

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研究内容は,コンピュータグラフィックス技術と映像制作,映像コンテンツ分析とコンテンツ制作技術開発です.次のような分野を扱っています.詳しくは,ここをご覧ください.

■映像コンテンツ制作におけるCG技術開発

■CGアニメーション、モーション生成支援システム

■キャラクターメイキング支援システム

■CG技術とゲーム制作技術の開発

■アニメーション,ゲーム等映像制作技術の蓄積と再利用

■映像コンテンツの分析とシナリオ制作支援システム開発

■映像コンテンツにおける演出支援手法、システム開発

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